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【つなぐ台東】第7回 アートワークショップ

REPORT   2019/12/23   NODD

先日開催された「つなぐ台東」でのワークショップ。

またひとつ新たな試みが行われた。

立体表現へのチャレンジだ。

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「みんなの広場まつり」にて行われた、大勢の人たちの前で描くという行為。

自分たちの楽しみを、世間に同様に楽しんでもらえる。認めてもらえるという経験を経る事ができた。

皆さんにも創作への自信というものが芽生えている。

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今回は紙粘土を使ってもらった。

テーマは特に与えず、自由に粘土をいじる事を楽しんでもらった。

のばす。

こねる。

丸める。

単純な作業だが、絵は描く機会があっても、粘土をいじるのは皆子供の時以来だ。

自分の手の感触と共に変化する形態が楽しい。

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シンプルながらも表情豊かなものが生まれていく。

自分たちで型を持ってきたり、デコレーションパーツを持ってきたりと、それぞれの工夫がある。

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ある程度作業が進んだタイミングで、絵の具の使用をおすすめしてみた。

すると、粘土に対するアプローチもまたひと段階変化した。

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表面に塗ったり、中に練り込んでみたりと。

それぞれがイメージする色で、試みるように使い出す。

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ワークショップに参加してくれる時、特に楽しそうにしてくれる方がいる。

鼻歌交じりでずっとニコニコしながら作品作りをしている。

今回の立体でもそれは変わらずニコニコしている。

このワークショップの時だけに見せる表情らしい。

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その方の創作を楽しむ原点。

それは幼少期にまでさかのぼる。

 

僕たちは言葉を当然のように使う。

しかし言葉が使えない方たちがいるのが、この環境の当然だ。

 

子供とのコミニケーションをとるために、ご両親は一緒に絵を描いた。工作をした。

それが親子の心を通わす最高のコミュニケーションとなった。

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彼にとっては創作はコミュニケーション。

僕たちと過ごす楽しい時間を表現してくれている。

 

今回は個性的な作品やかわいい作品と、いろいろ生まれた。

立体表現。とても楽しんでもらえたようだ。

これはまた次もやってみよう。

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Photography & Written : 寺門 誠/ Makoto Terakado

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