【こども園と障害福祉】筑西市誕生20周年記念展示へ

筑西市誕生20周年を記念して開催された「ウェルフェアアートワークショップ」。
こども園の子どもたちと、福祉施設の利用者が、いっしょのキャンバスの上で思いっきり色と戯れた一日。
その場に生まれたのは、“障がいがある/ない”という線を超えた、にぎやかで豊かな時間でした
ワークショップには、認定こども園せきじょうの年長児46名と、障がいのあるアーティスト21名、そして福祉職員や地域住民も加わり、総勢100名以上が参加。
手のひら、筆、ローラー…さまざまな手法で、長い布生地に絵の具をのせていきます。
最初は戸惑っていた子どもも、気づけば大人より夢中になり、描くたびに笑い声があがる。
「誰かと描くこと」の面白さが、会場に浸透していきました。
NODDの役割:その熱をかたちに
ワークショップで生まれたエネルギーを、一過性の体験で終わらせないために。
NODDは、描かれた布をもとに、縦3 m×横7 mの大型アートパネルへとデザインします。
色と形の“出会いの軌跡”を損なうことなく、筑西市役所1階ロビーに展示される予定です。
展示について
場所:筑西市役所 1階ロビー
展示開始:2025年7月下旬予定
内容:ワークショップで描かれた絵を元にデザイン化した大型パネル(第2弾)
これからのつながりへ
征峯会は地域に根ざした福祉施設を通じて、アートが暮らしとつながる新しい試みに挑戦しています。
NODDは、デザインによるこうした場づくりの可能性を共につくる者として、これからも伴走していきます。
“うまく描く”のではなく、“誰かと描く”。
ワークショップからしか生まれない、大切な時間があります。
そんな時間の積み重ねが、まちの風景をゆっくりと変えていく事と思います。
ワークショップの詳しい内容の記事はこちら
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Photo by 紺野正瑛